
1歳になり、離乳食が進むと「おやつは必要なの?」「何をどれくらいあげればいい?」と悩むママ・パパも多いはずです。
おやつ=お菓子と思われがちですが、実は1歳児にとっては栄養補助の役割も大切。
この記事では、1歳児に合ったおやつの種類や市販・手作りのポイント、量の目安まで、やさしく解説します。
目次
1歳児におやつは必要?あげない選択もアリ?

おやつをあげていない家庭の理由
「1歳 おやつ あげてない」という検索も多く、実際におやつを与えていない家庭も少なくありません。
その背景には次のような理由があります。
理由 | 背景・目的 |
---|---|
食事に影響しそう | おやつで満腹になり、ごはんを残す |
生活リズムが安定している | 午前・午後も機嫌がよく過ごせている |
甘い味に慣れさせたくない | 虫歯や味覚の偏りを避けたい |
おやつを取り入れるメリット
一方で、適度におやつを取り入れることで、子どもの成長をサポートする効果も期待できます。
- 3回の食事で足りない栄養を補える
- 活動量の多い子にとってエネルギー源になる
- 外出中や待ち時間のぐずり対策になる
おやつは「お菓子」ではなく、「栄養を補う軽食」として考えると◎。
食事と同様に、量とタイミングを意識して取り入れることが大切です。
1歳児におすすめの市販おやつ

選び方のポイント
市販のおやつは、忙しいママ・パパにとって便利な存在です。
ただし、1歳児に与えるおやつは、安全性や栄養面をしっかりチェックする必要があります。
- 対象月齢が「12ヶ月〜」「1歳から」などになっているか確認
- 原材料に添加物や砂糖・塩分が少ないかどうか
- アレルゲン表示がしっかり記載されているか
- 喉につまらない形状かどうか(口どけ・小ささなど)
選び方のコツは、「普段の食事と同じ目線」で考えること。
味付けが強すぎたり、見た目が派手すぎるおやつは避けると安心です。
おすすめの市販おやつ例
商品名 | 特徴 | 対象月齢 |
---|---|---|
赤ちゃんせんべい | 塩分・砂糖控えめ、口どけが良い | 7ヶ月〜 |
ボーロ | やさしい甘さ、小さくて溶けやすい | 9ヶ月〜 |
ベビースティックパン | 手づかみ練習に◎、カルシウム・鉄分入りも | 12ヶ月〜 |
野菜入りビスケット | ほうれん草・かぼちゃなど野菜風味 | 12ヶ月〜 |
これらはスーパーやドラッグストア、通販でも入手可能です。
「すぐに食べさせたい」「外出先で使いたい」ときに、常備しておくと便利です。
簡単&安心!手作りおやつのアイデア

定番の手作りおやつ3選
1歳児に手作りのおやつを与えるメリットは、材料を自分で選べること。
砂糖や塩分を控えたり、アレルギーに配慮したレシピにできるため、安心感があります。
おやつ名 | 材料 | ポイント |
---|---|---|
さつまいもスティック | さつまいも、水 | 自然な甘さで腹持ちも◎。手づかみにぴったり |
バナナ蒸しパン | 小麦粉、バナナ、牛乳、ベーキングパウダー | 電子レンジで簡単。ほんのり甘くて食べやすい |
野菜入りおにぎり | ごはん、にんじん、青菜、しらすなど | 栄養バランスがよく、朝食にも代用できる |
冷凍保存できるおやつで時短
週末など時間があるときに作って冷凍しておけば、忙しい日でもサッと出せて便利です。
冷凍後はラップや保存袋に入れて、1〜2週間を目安に使い切りましょう。
- 蒸しパン:小分けにして冷凍。レンジで解凍OK
- おにぎり:ピンポン玉サイズで冷凍保存
- かぼちゃやさつまいもペースト:製氷皿でキューブ状に冷凍
冷凍ストックがあれば、「ぐずっているとき」「予定より食事が遅れたとき」にも安心です。
1歳児のおやつ、適量とカロリーの目安

おやつのカロリーと目安量
1歳児のおやつは「どのくらいの量をあげればいいの?」という疑問も多いです。
基本的には、1回あたり約100kcal以内が目安とされています。
おやつ | 目安量 | カロリー |
---|---|---|
おにぎり(小) | 30g(ピンポン玉サイズ) | 約50kcal |
バナナ | 1/2本(約50g) | 約45kcal |
さつまいもスティック | 2~3本(約40g) | 約60kcal |
蒸しパン | 1個(約40g) | 約80kcal |
赤ちゃんせんべい | 2枚 | 約20kcal |
子どもの食欲や体格によって、少しずつ調整して構いません。
食事に影響しない範囲で、補助的に取り入れましょう。
与えるタイミングと注意点
おやつのタイミングは食事の2〜3時間前が理想です。
食事の時間が近いと、お腹がいっぱいになって主食が進まなくなることも。
- 午前のおやつ → 10時ごろ
- 午後のおやつ → 15時ごろ
また、糖分の多い飲み物(ジュースなど)との組み合わせは控えましょう。
お茶や水で水分補給することで、虫歯予防にもつながります。
まとめ|1歳のおやつで大切にしたいこと

おやつ選びで意識したい3つのポイント
1歳児にとってのおやつは、お楽しみではなく「栄養を補う大切な食事の一部」です。
毎日の習慣として取り入れるときは、次の3点を意識しましょう。
- 食事に響かない適量(1回100kcal以内)に抑える
- 栄養バランスのとれた食材ベースのおやつを選ぶ
- 食事との間隔を考えた適切なタイミングで与える
子どもの様子を見ながら柔軟に対応を
「絶対におやつをあげなければいけない」ということはありません。
その日の機嫌や体調、活動量などを見ながら、必要に応じて柔軟に取り入れていくのが理想です。
おやつの時間が、親子にとって安心できる楽しいひとときになりますように。
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