
「なんか今日も同じ遊びしてるなあ」「もっと想像力とか、広がるような遊びってないのかな?」
こんなお悩みを抱えたことはありませんか?

正直、テレビやYouTubeに頼りたくなる日もあります。
しかし、幼児期の遊びはとっても大切な時期……。
できることなら子どもの成長に繋がる遊びをしてほしいですよね。
そこでこの記事では、“創造力が育つ遊び”を6つまとめました。
子どもの将来への投資だと思って、遊べる環境を作ってあげることを大切にしていきましょう!
想像力って、どうやって育つの?

むずかしい話じゃなくて、子どもが「こうしたい!」って思ったときに、それを止めずにやらせてみること。
そこからいろんな工夫や発見が生まれて、いつのまにか考えるチカラになっていく気がします。

ついつい口出しをしたくなりますが。
例えば、積み木を積んで崩してまたやって…それだけでもすごく頭を使ってる。
そんな小さな遊びの積み重ねが、子どもの“ひらめき”のもとになるんだと思ってます。
おままごと:子どもの世界がどんどん広がる
おままごとって、子どもにとっては“本気のごっこ遊び”。
大人から見るとただの遊びに見えるかもしれませんが、見てるとびっくりするくらい、いろんなことを考えています。
うちの子もキッチンのおもちゃを並べて「今日のごはんはカレーだよ〜」って言ったり、ぬいぐるみに向かって「お熱ないかな?」ってお世話してたりしていました。
見ていて思わず笑ってしまうこともあるけど、想像の中でしっかり“物語”ができあがっています。

我が家もプーさんやピカチュウの人形はもはや家族の一員でした。
どんなチカラが育つの?
- 人になりきる力
ママ役、先生役、店員さん…いろんな役を演じる中で「こんなふうに話すのかな?」と考える力が育ちます。 - 会話の力
言葉を使ってやりとりするので、語彙が増えたり、やさしい言い回しを覚えたりします。 - 思いやり
「赤ちゃんが泣いてるからミルクあげなきゃ!」みたいに、相手の気持ちを想像する練習にもなります。
家にあるものでOK
本格的なキッチンセットがなくても、フライパン代わりにタッパー使ったり、野菜のおもちゃの代わりにフェルトや紙を丸めて遊んだりするなどで大丈夫です。
身近なものを「これは〇〇だよ」って見立てる力も、まさに創造力そのもの。
親がちょっとノッてあげると、子どもって本当にイキイキ遊び始めます。
おままごとがもっと楽しくなるアイデアやおすすめのセットをこちらの記事で紹介しています。
積み木:作って、崩して、また作る

積み木はシンプルだけど、子どもにとって長く遊べるアイテムです。
最初はただ積んで崩してるだけだったのに、気づけば「おうち作る」とか「電車の駅つくる」とか、どんどん自分の中で物語ができていきますね。

いつの間にか上手になっていてびっくりしちゃいます。
積み木で育つ力って?
- 集中力
「もっと高く積みたい」「崩したくない」って思いながら、真剣な顔で取り組んでる姿、なんだか頼もしく見えます。 - 空間の感覚
どこに置けばバランスが取れるか、考えながら積むことで自然と感覚が身についていきます。 - 自由な発想
「これは動物園」「ここはトンネル」なんて、自分の世界をどんどん広げていくのがすごく面白いです。
どんな積み木がいい?
毎日手にするおもちゃだからこそ、積み木は安全で使いやすいものを選びたいところです。
おすすめは、角が丸く、手にやさしい木製の積み木。
手触りがよく、落としたりぶつけたりしても大きなケガにつながりにくい点は安心です。
また、舐めたり口に入れたりすることもある年齢なので、無塗装や安全な塗料が使われた製品を選ぶとより安心です。
大きさも重要なポイントです。小さすぎると誤飲の心配があり、大きすぎると手に持ちにくく、思うように遊べません。
小さな子どもでも扱いやすいサイズ感のものを選ぶことで、遊びの幅も広がります。
おすすめの積み木セットなど、詳細はこちらの記事で紹介しています。
マグビルド:磁石で広がる自由な遊び

マグビルドは、子どもがまだ小さいころから少しずつ取り入れやすい知育玩具でした。
最初はパーツをただくっつけたり、外したりするだけでも十分楽しめて、磁石の“ピタッ”という感触が気に入っていたようです。
1歳頃は並べてみたり、光に透かして眺めたりするだけでも満足そうでしたが、少し大きくなると遊び方がどんどん変化していきました。
四角いパーツで家を作ってみたり、三角の屋根を乗せてみたり、自分なりの“作品”をつくるように。
さらに、スロープパーツを組み合わせてボールを転がす遊びにハマった時期もあり、何度も組み替えて試していました。
大人が一緒に遊んでも、思わず本気になってしまうほど奥が深く、創造力を刺激されるおもちゃだと感じます。

全然飽きずに遊んでくれたので、かなりオススメです。
マグビルドで育つ力
- 立体感覚や構成力
平面から立体へと組み上げる過程で、自然と空間の感覚が育ちます。 - 試行錯誤する力
どう組めば安定するか、どのパーツが必要かを考える中で、工夫する力が身につきます。 - 親子の共通時間
一緒に「こんな形もできるね」と会話しながら遊ぶことで、コミュニケーションの時間にもなります。
年齢に合わせて長く遊べる
マグビルドは年齢に合わせて遊び方が変わっていくのも大きな魅力です。
小さい頃は感触や色を楽しみ、成長とともに構造や仕組みにも興味が広がっていきます。
マグビルドの購入を検討している方はこちらの記事も参考にしてみてください。
シール遊び:ペタペタ貼るだけなのに奥が深い


シール遊びにハマると、あちこちにシールを貼っていませんか?
でもこの“ただ貼るだけ”の遊び、実は指先を使うトレーニングにもなるし、想像力もしっかり育っています。
最初は貼るだけの楽しみ方も、お絵描きと組み合わせたり、物語を想像したり、どんどん成長が見られますね。
シール遊びで育つ力
- 手先の器用さ
台紙からはがす、場所を決めて貼る、重ねて貼る…意外と細かい動きが多くて、集中力もアップ。 - 構成力・発想力
「空に鳥を飛ばそう」「家の前に木を置こう」みたいに、自分の中のイメージをカタチにする力が育ちます。 - こだわる気持ち
「ここじゃない」「やっぱりもう1枚貼ろう」みたいに、自分の世界観を大事にするようになります。
シール遊びをもっと楽しむコツ
うちは100均のシール帳や、いらないカレンダーの裏に貼ったりしてます。
特別な素材じゃなくても、子どもは十分楽しんでくれます。
動物シールなど、いろんなジャンルのシールを使う中で、物の名前や違いを覚えることも。
おすすめのシールや遊び方の工夫はこちらの記事で紹介しています。
ブロック遊び:組んで、壊して、また組んで

ブロックは、遊びの幅がとても広くて、子どもが夢中になりやすいおもちゃです。
うちの子も、動物やキャラクター、木や花のような自然モチーフのピースを組み合わせて、自分なりの世界をつくって楽しんでいました。
ブロックの良いところは、あまり場所を取らずに、コンパクトなスペースでも遊べること。
ちょっとしたスペースにトレイやマットを敷いておけば、どこでも集中して遊べます。
ただ、小さなブロックだと誤飲のリスクもあるので、1〜2歳のうちはパーツの大きさや対象年齢をしっかり確認しておくと安心です。
ブロックで育まれる力
- 考える力
「どこにこのパーツを使おう?」「どうすれば崩れないかな?」と工夫する経験が積めます。 - 空間認識
縦・横・奥行きを意識しながら組み立てることで、立体的な構造の理解につながります。 - 繰り返す力
崩しても「もう一度作る!」と前向きに取り組む姿が見られます。
そっと見守ることで広がる遊び
「それ、なにを作ってるの?」「このパーツはどこになるんだろうね」といった、ちょっとした声かけだけでも、子どもの中のストーリーが広がります。
一緒に遊ばなくても、そばで見守りながら、完成したら思いきりリアクションしてあげる。
それだけで、子どものやる気はぐっと上がるように感じます。
おすすめのブロックセットや、年齢に合わせた遊び方の工夫についてはこちらの記事で紹介しています。
砂遊び:なんでも作れる、こわしてもOK

砂場は、子どもにとってまるで“自由なキャンバス”のような場所です。
スコップひとつで山や川、アイス屋さんまで何でもつくれて、ただ手でサラサラ触っているだけでも楽しそうにしています。

うちの子は、アンパンマンの砂場セットを使って「プリンつくる!」と張り切って遊んでいました。
水で砂を少し湿らせて、型にギュッと詰めて、そっとひっくり返す。
うまくいったときはとびきりの笑顔で「できた〜!」
うまくいかないときも「もう一回!」と何度も挑戦していました。
自分で考えるという遊びはいいですよね。
砂遊びで育まれる力
- 感覚を育てる
さらさら、ざらざら、ぎゅっと握る感覚。五感をフルに使って夢中になる時間です。 - 創造力
「今日はプリン」「次はケーキ屋さん」など、何もない砂から世界を生み出す想像力が伸びます。 - 挑戦する力
崩れてもくり返し挑戦することで、あきらめずに取り組む気持ちが育ちます。
室内でも砂遊びはできる
雨の日や暑い日には、室内用の砂(固まらない粘土のような砂)を使うと、家でも砂遊びが楽しめます。
シートを敷けば後片付けもラクで、型やバケツを用意すればごっこ遊びも広がります。
室内でも「プリン屋さんごっこ」や「工事現場ごっこ」など、子どもなりの世界がどんどん広がっていきます。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
まとめ:遊びの中に、子どもの“ひらめき”が育つ
子どもの創造力って、特別な教材や難しいことをしなくても、日常の遊びの中で自然と育っていくものなんだなと感じます。
今回紹介したおままごと、積み木、マグビルド、シール、ブロック、砂遊び――どれも、うちの子が本当に楽しんでいるものばかり。
遊んでいるだけに見えても、その中で「考えて」「試して」「工夫して」…小さなひらめきがたくさん生まれています。
子どもの「やってみたい!」を、ちょっと広げてあげる。
そんな気持ちで見守ることで、子どもの世界はどんどん豊かになるんじゃないかなと思います。
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