10ヶ月の寝かしつけでギャン泣き!原因と対策7選

守る

「最近、寝かしつけようとするとギャン泣きで困っている」

「寝かしつけに時間がかかって疲れた」

このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

ふりパパ
ふりパパ

毎日泣かれると精神的に辛くなってきますよね。

ふりママ
ふりママ

ひたすら抱っこするのにも限界があります。

親の負担が大きくなってくると、イライラが募り、どんどん悪循環に陥ってきます……。

そこで、この記事では、寝かしつけがうまくいかない理由と、今すぐ試せるギャン泣き対策7選を紹介します。

体も心も負担が大きくなる前に、ぜひ試してみてください。

10ヶ月の寝かしつけは子どもによって違う

赤ちゃんの眠りには個性がある

「他の子はすんなり寝るのに、うちの子だけ…」と悩んでいませんか?

でも安心してください。

赤ちゃんの睡眠には個人差があり、眠る力や生活リズム、甘え方はみんな違います。

ある子は環境の変化に敏感で音や光に反応しやすく、またある子は「まだ遊びたい」と気持ちが高ぶって寝つけないことも。

比べず、わが子に合った方法を見つけよう

赤ちゃんの寝かしつけに“絶対的な正解”はありません。

だからこそ、親子に合った方法を少しずつ探すことが大切です。

このあと紹介する対策の中から、あなたの家庭に合いそうなものを選んで試してみてください。

ひとつでも「これ、いいかも」と感じたら、それが最初の一歩になります。

寝かしつけで泣くのは自然なサイン

泣くことも成長のあらわれ

赤ちゃんが寝かしつけで泣くのは、「眠い」「不安」「ひとりになりたくない」といった感情の表れです。

10ヶ月ごろはまだ言葉で気持ちを伝えられないため、泣いて訴えるのはごく自然な行動です。

放置して泣かせっぱなしより、やさしい対応を

「そのうち寝るだろう」と放置してしまうと、不安が強まり、さらに泣きが激しくなることも。

泣き疲れを待ちたい気持ちはよくわかりますが、放置すると赤ちゃんの愛着形成には悪影響です。

赤ちゃんのペースを尊重しつつ、そばにいるよという安心感を伝えることが、スムーズな入眠につながります。

10ヶ月の寝かしつけギャン泣き対策7選

ここでは、10ヶ月の赤ちゃんに効果的だったギャン泣き対策を7つ紹介します。

すべてを一度にやる必要はありません。

ご家庭の状況や赤ちゃんの性格に合わせて、取り入れやすいものから試してみてください。

① 毎晩同じ寝かしつけルーティンを作る

赤ちゃんにとって「次に何が起こるか」がわかることは、大きな安心感につながります。

ふりパパ
ふりパパ

見通しを持たせるっていつの頃からも大切ですね。

たとえば「お風呂→ミルク→絵本→おやすみ」のように、毎晩同じ順番で行動することで、赤ちゃんの中で“寝る準備”が整いやすくなります。

わが家では、最初は泣いていたものの、1〜2週間ほど同じ流れを続けたところ、自然と寝るモードに入るようになりました。

ステップ具体的な内容
STEP1お風呂で体を温める
STEP2ミルクや授乳でお腹を満たす
STEP3絵本を読んで気持ちを落ち着ける
STEP4部屋を暗くして「おやすみなさい」

② 寝かしつけ前に部屋を暗くする

赤ちゃんは光にとても敏感です。

部屋が明るいと、「まだ寝る時間ではない」と感じて興奮が続いてしまうことがあります。

寝かしつけの30分前から部屋の明かりを落とし、やさしい照明や豆電球で過ごすことで、自然と“夜の雰囲気”を感じ取ってくれます。

ふりママ
ふりママ

我が家では午後7:00以降は子どもが寝るまで電気は消していました。

③ 寝かしつけ用のお気に入りグッズを活用

赤ちゃんが安心して眠るためには、「これがあれば落ち着ける」というアイテムを決めておくのがおすすめです。

ぬいぐるみやタオル、ガーゼなど、触り心地がよくて安心感を与えるものが良いでしょう。

お気に入りのグッズがあると、寝かしつけの時に赤ちゃん自身が安心材料として活用できるようになります。

ふりベビ
ふりベビ

ちなみにタオルが一番お気に入りだよ

④ 昼寝時間を見直して夜に備える

昼寝のタイミングが遅すぎると、夜の寝かしつけに影響を与えることがあります。

特に夕方以降に寝てしまうと、体力が回復して夜になかなか眠れず、ギャン泣きの原因になりやすいです。

10ヶ月の赤ちゃんの場合、昼寝は午前と午後の2回が目安。ただし午後の昼寝は15時までに切り上げると、夜のスムーズな入眠につながります。

ふりパパ
ふりパパ

お昼寝が上手くできなかった時はグズグズなることが多かったです。

月齢お昼寝の回数理想的な時間帯
0〜6ヶ月2〜3回10:00〜12:00/14:00〜16:00
6〜12ヶ月2回10:00〜12:00/13:00〜15:00
12ヶ月以降1回12:00〜14:00

⑤ 日中に日光を浴びて体内リズムを整える

朝や午前中に太陽の光を浴びることは、赤ちゃんの体内時計を整えるうえでとても重要です。

光を浴びることで「今は活動する時間」と体が判断し、自然と夜になると眠気が訪れるようになります。

特に10ヶ月頃の赤ちゃんは、日中の活動量が睡眠の質にも直結します。

公園を散歩したり、ベビーカーで外気浴するだけでもOKです。

ふりママ
ふりママ

駐車場をウロウロする時間を作るようにしてました。

⑥ 寝室の温度・湿度を快適に保つ

赤ちゃんは体温調節がまだ未熟なため、暑すぎたり寒すぎたりすると眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなったりします。

寝室の環境が快適かどうかを見直すことも、ギャン泣き対策として非常に効果的です。

快適な室温は20〜24℃、湿度は40〜60%が目安です。エアコンや加湿器・除湿器を上手に使って、心地よい空間を保ちましょう。

要素推奨値注意点
室温20〜24℃夏は冷えすぎに注意、冬は暖めすぎに注意
湿度40〜60%乾燥による鼻づまりや喉の不快感に注意

⑦ 胎動音などの音楽でリラックス

赤ちゃんが聞いて安心する音のひとつに「胎動音(ホワイトノイズ)」があります。お腹の中にいたときに聞いていた音に近く、リラックス効果があるとされています。

寝かしつけの際に、ホワイトノイズや胎動音を流すことで、周囲の生活音をかき消し、安心して眠りにつきやすくなります。

YouTubeやアプリでも無料で聴けるものがたくさんあります。

ふりパパ
ふりパパ

我が家も長くお世話になりました。

ふりママ
ふりママ

寝ついたら音楽を止めるようにしましょうね。

服装や寝具も寝かしつけに影響する

赤ちゃんが快適に眠れるかどうかは、室温や音だけでなく、「何を着ているか」「どこで寝ているか」も大きく関わります。

体が冷えすぎたり、寝具が合っていなかったりすると、ギャン泣きにつながることもあります。

ここでは、寝かしつけに影響する服装と寝具のポイントを解説します。

赤ちゃんの服装は通気性と調整しやすさが重要

寝かしつけ時の服装は、通気性・吸湿性のある素材がベストです。

汗をかきすぎると不快に感じて泣いてしまうこともあるので、夏場は薄手のロンパースやスリーパー、冬は肌着+パジャマ+スリーパーなど、状況に応じて調整しましょう。

赤ちゃんの首の後ろがほんのり温かければ快適なサイン。

逆に汗ばんでいたら着せすぎかもしれません。

ふりパパ
ふりパパ

思っているより暑がりで、すぐ汗をかきます。

季節服装の目安
半袖ロンパース+ガーゼスリーパー
長袖肌着+パジャマ+フリーススリーパー
春・秋肌着+ロンパース/パジャマ

ベビーベッドが合わない子もいる?寝具の選び方

赤ちゃんによっては、ベビーベッドの硬さや高さが落ち着かず、寝つけないケースもあります。

そんなときは、床に敷いた布団や柔らかめのマットレスに変えることで、驚くほどスムーズに眠れるようになることも。

ふりパパ
ふりパパ

うちの子もなぜかベビーベットだと泣いてましたね。

寝具は「親が安心できるもの」よりも、「赤ちゃんが落ち着けるもの」を基準に見直してみるとよいかもしれません。

ただし、赤ちゃんの転落事故や窒息などにはくれぐれも注意してください。

こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

寝かしつけがうまくいかないときは体調にも注意

赤ちゃんが寝ぐずる原因のひとつに、「体調不良」が隠れていることがあります。

熱はなくても、鼻づまりやお腹の張り、歯の生え始めによる違和感など、赤ちゃんにとっては大きなストレスです。

いつもより泣き方が強い、寝かしつけても何度も目を覚ます、抱っこしても落ち着かない──そんなときは、体の不調のサインかもしれません。

様子がおかしいと感じたら、無理に寝かしつけを進めるのではなく、まずは赤ちゃんの体調チェックをしてみてください。

必要であれば、早めに医療機関に相談することも大切です。

寝かしつけが限界なときは外部の手を借りよう

「もう無理…」と感じたら、立ち止まってもいい

毎晩のギャン泣きに付き合い続けるなかで、「心が折れそう」「体がもたない」と感じることはありませんか?

どれだけ努力してもうまくいかない日が続くと、心身ともに限界を迎えてしまいます。

頼ることは甘えじゃない。前向きな選択肢

家事代行サービスやファミリーサポート、ベビーシッターなど、今は育児を支える手段がいくつもあります。

家事の一部を任せるだけでも、自分の時間と気持ちの余裕が生まれ、赤ちゃんとの関係にも良い変化が見られることがあります。

頼ることは甘えではなく、「育児を続けるための工夫」です。

あなたが笑顔でいることが、赤ちゃんにとって一番の安心。つらいときは、遠慮せず外の手を借りましょう。

【まとめ】10ヶ月の寝かしつけは焦らず少しずつ

10ヶ月の赤ちゃんが寝かしつけでギャン泣きするのは、ごく自然な成長過程のひとつです。

この記事で紹介したように、環境を整えたり、ルーティンを作ったり、音や光に配慮することで、少しずつ改善するケースも多くあります。

ただし、どの対策が効果的かは赤ちゃんによって異なります。焦らず、できることから一つずつ取り入れてみてください。

そして、どうしてもつらいときは、無理をせず他の人の手を借りることも大切です。赤ちゃんの笑顔も、親の笑顔も、どちらも守るために。

完璧を目指さなくても大丈夫。あなたと赤ちゃんにとって、心地よい夜の形がきっと見つかります。


コメント

タイトルとURLをコピーしました