
「今日の夕飯、何にしようか考えるのがめんどくさい」
「つい仕事帰りに余計な買い物をしてしまう」
そんな悩みが、毎日続いていませんか?
共働きで子育て中の家庭にとって、買い物・献立・調理・片付けは、思った以上に時間とエネルギーを奪うもの。

毎日スーパーに寄る時間も、献立に頭を悩ます時間もできる限り少なくしたいですよね。
時間もお金も節約するためには「1週間のまとめ買い」がおすすめです。
そこで、実際に我が家が取り入れている、リアルな献立例と買い物リストを公開し、「節約」と「時短」を両立できる方法を、具体的にご紹介します。
「完璧じゃなくていい。でも、ちょっとでもラクになりたい。」
そんなあなたにこそ読んでほしい、共働き・子育て家庭のための現実的なやりくり術です。
実際のまとめ買いリスト
我が家では、毎週日曜に1週間分の買い物をまとめて済ませています。
共働き&子育てで平日にスーパーに寄る余裕がないぶん、週1回で必要なものを買いきる仕組みを整えるようになりました。

子どもを連れて何度も買い物なんてできないですからね。
まずは、我が家の「まとめ買いリスト」の例をカテゴリ別にご紹介します。
買い物リスト(カテゴリ別)
カテゴリ | 品目例 |
---|---|
🥬 野菜・果物 | 玉ねぎ/にんじん/トマト//キャベツ/レタス/小松菜/きのこ/大根/じゃがいも/バナナ |
🍖 肉類 | 鶏もも肉/豚こま/ひき肉/ウインナー/ベーコン |
🐟 魚・魚加工 | 鮭切り身/ツナ缶 |
🍳 卵・豆製品 | 卵/豆腐/納豆/油揚げ |
🍚 主食 | パスタ/冷凍うどん |
🧂 調味料・乾物 | 味噌/しょうゆ/白だし/のり/かつお節 |
🧊 冷凍・時短食品 | 冷凍野菜/冷凍コロッケ/冷凍ささみフライ |
🥣 加工食品 | レトルトカレー/キムチ/コーンスープ |
🧻 日用品 | おむつ/おしりふき/キッチンペーパー/洗剤 |

あくまで例で、買い物のたびに少し違っていますよ
子どもがいると必須になるものとは?
子どもが生まれると、必要なものは一気に増えます。
野菜やお肉だけでなく下記のようなものを購入することが増えました。
- おやつにもなるバナナやヨーグルト
- 急な食事対応に便利なレトルトや朝ごはんに使う冷凍食品
- 衛生面を意識した日用品(おしりふき・除菌スプレー)
特に乳幼児がいる家庭では、“買い忘れ=手間の増加”になりやすいので、リスト管理をしておくといいですね。
1週間のまとめ買いにかかる金額の目安
わが家(大人2人+子ども1人)の場合、1週間でかかる費用は以下の通りです。
項目 | 金額(目安) |
---|---|
食材(野菜・肉・魚・主食など) | 約5,500〜7,500円 |
日用品(おむつ・洗剤など) | 約1,000〜1,500円 |
合計 | 約7,000〜9,000円程度 |

1ヶ月で3万円代くらいの出費で済ませることができていますね。

お米は実家からもらっています…感謝。
1週間の献立の例
「今日は何を作ろう…」と迷わないために、我が家では1週間のメイン献立をざっくり決めてから買い出ししています。
ここでは、実際のリアルな献立の例をご紹介します。
曜日 | 主菜メニュー | 副菜・スープなど |
---|---|---|
月 | 冷しゃぶ | トマト/キャベツ千切り/わかめスープ |
火 | カレーライス | ゆでたまご/キャベツ千切り/コーンスープ |
水 | 親子丼 | ほうれん草のおひたし/味噌汁 |
木 | パスタ(ミートソース) | サラダ/コンソメスープ |
金 | 豚肉ともやしのキムチ炒め | きゅうりの塩もみ/味噌汁 |
土 | そうめん | 薬味ねぎ/天かす/かき玉汁 |
日 | 外食 or 惣菜 | (調理お休み&気分転換) |
一食あたりのコストはかなり節約できる
冷しゃぶや親子丼、そうめんやカレーなどは、家にある調味料と少ない具材で作れる節約メニュー。
1週間まとめ買いを組み合わせれば、1食あたり300円台という格安に抑えることも可能です。

独身時代はいつも外食で1000円はこえてましたね。
「なんとなく惣菜を買う」がなくなることで一気に食費は下がります。
スープや汁物は「使い回し」
わかめスープ・味噌汁・コンソメスープ・かき玉汁など、4〜5種類の定番スープをローテーションすることで、手間も材料費も抑えられます。
「副菜や汁物はパターン化する」ことで、調理ストレスをぐっと減らせます。

汁物は「素早く適当に」が1番ですね。
1週間まとめ買いのメリットとデメリット

我が家が1週間のまとめ買いを始めてから、生活は大きく変わりました。
良いことばかりではないけれど、それでもトータルでは圧倒的に“ラク”です。
ここでは、実際にやってみて感じたメリット・デメリットを、正直にご紹介します。
【メリット①】買い物の回数が劇的に減る
以前は、平日も「○○がない」「夕飯を惣菜で済まそう」と、週3〜4回スーパーに行っていました。
でも、まとめ買いを始めてからは買い物は週1回だけ

夕方買い物に行くとそれだけで30分〜1時間かかりますからね。
買い物が少なくなったことで、夕方の時間をスムーズに動けることが増えました。
【メリット②】無駄買いが減り、食費が安定する
「とりあえず買っとこう」「安いから今のうちに」——こうした“ついで買い”が激減しました。
献立をざっくり決めてから必要なものだけを買うので、無駄な出費が自然と減っていきます。
その結果、月の食費は約1万円以上ダウン。
以前より、予算を意識しながらも満足感のある食卓が作れるようになりました。
【メリット③】在庫管理がしやすくなる
まとめ買いに慣れると、冷蔵庫やパントリーの中が整いやすくなります。
「何があって、何が足りないか」が見えるようになると、調理もラクになり、食材ロスも減少。
在庫を把握できるようになったことで、冷凍庫や乾物なども活かしやすくなりました。
【デメリット①】食材を使いきれない週がある
急に外食になったり、子どもが急に食べなくなったり…。
予定通りに献立が進まない週は、野菜が余る・賞味期限が近い食材に焦るなんてことも。
そんなときは、金曜か土曜に使い切るようにしていますが…。
【デメリット②】毎週似たような献立になりがち
手慣れたメニューに頼りがちになると、献立がワンパターン化して飽きてしまうことがあります。
買い物でも「新しい料理に挑戦して、余らせるともったいない…。」という感情が湧いてきます。
また、一度の出費が恐ろしくなり、最低限の買い物しかしないために、同じ食材に偏りがちです。

子どもにはいろんな食材を食べさせたいのですが…。
【デメリット③】調理の負担はなくならない
買い物や献立のストレスは減っても、毎日の調理や後片付けはやっぱり大変。
特に疲れている日や子どもがぐずっている日は、キッチンに立つのもしんどいですよね。
「まとめ買いをした以上がんばらなきゃ!」と、ちょっと無理しながら自炊をすることもあります。

仕事の帰りが遅くなった日はしんどい時もあります。
忙しい人には宅配食サービスがおすすめ

「1週間のまとめ買い+献立作り」は確かに効率的ですが、毎日調理すること自体が負担に感じることもありますよね。
そんなときにこそ頼りたいのが、宅配食サービス。
電子レンジで温めるだけで主菜+副菜が揃い、買い物・調理・片付けのすべてがほぼ不要になります。
特におすすめなのは、つくりおき宅配サービス。
健康も大切に、食事を楽しみつつ、時短で家庭を楽にする素晴らしいサービスです。
おすすめのつくりおき宅配サービスはこちらの記事で紹介しています。
日用品はふるさと納税でまとめ買いをするとお得

まとめ買いで「食費」を抑えるのと同じくらい、実は見逃せないのが「日用品の出費」。
おむつ・おしりふき・洗剤・ティッシュなど、毎月必ず使う消耗品は、意外と家計を圧迫します。
そんなときに活用したいのがふるさと納税。
お米やお肉のイメージが強いですが、実は日用品の返礼品も豊富に揃っています。
共働き家庭におすすめの日用品ジャンル
- おむつ・おしりふき(パンパース、ムーニーなど人気ブランド多数)
- トイレットペーパー・ティッシュ(大容量で半年分なども)
- 洗濯・食器用洗剤(アタックZERO、ジョイなど)
- ゴミ袋・除菌シート・ウェットティッシュ
これらは毎月絶対に使うものなので、返礼品としてもらえば、買い忘れ防止&現金出費ゼロでとても助かります。
共働き×子育て世帯におすすめの返礼品はこちらの記事でまとめているので参考にしてください。
実質2,000円で1〜2万円相当も
ふるさと納税は、自己負担2,000円で自治体に寄付をし、税金の控除を受けられる制度です。
うまく使えば、実質2,000円で1〜2万円相当の返礼品を受け取ることも。
「日用品=毎日使うもの」だからこそ、ムダにならず、必ず役立つのが嬉しいポイントです。
注意点:届くタイミングと保管場所に注意
大容量で届く返礼品が多いため、一度に大量に届くことが多いです。
注文時は「配送時期」や「置き場所の確保」に注意しながら選ぶのがコツです。

賃貸だと結構置き場に困ることがあります。
とはいえ、トイレットペーパーやティッシュなどは買い忘れが減るメリットも大きいので、忙しい家庭こそ賢く活用して家計と手間を減らすチャンスになります。
まとめ
毎日の買い物やごはん作り。
本当は「もっとちゃんとやらなきゃ…」と、どこかでプレッシャーを感じてしまうこともありますよね。
でも、完璧じゃなくていいんです。
1週間のまとめ買いで献立をざっくり決めておくだけで、心にも時間にも少し余裕が生まれます。
忙しい毎日だからこそ、仕組みでラクする。
その第一歩として、今週の献立と買い物を少しだけ見直してみませんか?
その他の家庭の負担を減らす方法についてもこちらの記事でまとめているので、合わせてご覧ください。
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