【水道代は変わらない?】共働きが残り湯での洗濯をやめた理由3選!

家事の時短

「お風呂の水を洗濯に使ってるけど節約効果あるの?」

「毎日続けるのがしんどくなってきた…」

そんなお悩みを抱えたとはありませんでしょうか?

ふりママ
ふりママ

我が家もお風呂の水を使って洗濯していました。

しかし、ある時気がついたのは…。

「あれ?思ったより水道代、変わらない…?」

ふりパパ
ふりパパ

今ではほとんど使ってないですね。

この記事では、残り湯洗濯のメリット・デメリットの両面をデータと実体験から整理しました。

さらに、節約の視点で見るとどこを優先すべきか、共働き子育て世帯の視点から深掘りしていきます。

残り湯で洗濯すると本当に節約になるのか?

残り湯洗濯とは?基本のやり方と使うホース

残り湯洗濯とは、お風呂に残ったお湯を洗濯の「洗い工程」に再利用する方法です。

多くの洗濯機には「風呂水モード」があり、専用ホース(ポンプ)を使って浴槽のお湯を吸い上げる仕組みになっています。

ホースの一端を浴槽に沈め、もう一端を洗濯機の給水口に接続すれば準備完了。

あとは洗濯機の設定を「風呂水」にすれば、ポンプで自動的にくみ上げてくれます。

市販の風呂水ポンプは約2,000〜4,000円ほどですが、洗濯機に付属していることも多く、特別な設備投資は必要ありません。

ふりママ
ふりママ

ただし、くみ上げの速度は遅めなので、通常より洗濯に時間がかかることもあります。

ふりパパ
ふりパパ

残り湯は時間が経つと雑菌が増えるため、「入浴後すぐ」使うのが鉄則。

すすぎには水道水を使い、臭いや汚れの再付着を防ぐのが基本スタイルです。

我が家の洗濯状況と水道代のリアル

我が家は3人家族で、毎日1回洗濯をしています。

ふりママ
ふりママ

お風呂の後すぐに洗濯して、寝かしつけ後に干すというイメージです。

ふりパパ
ふりパパ

使用水量は平均すると45Lくらいかな?と思います。

ちなみに、我が家の水道代は下水道料金を含めて月3,500円~4000円くらい

ふりママ
ふりママ

子どもができてから、少し上がったように感じてます。

以前は「少しでも水道代を抑えたい」と思い、入浴後の残り湯を洗濯に使っていました。

残り湯を使っていない時と比べると、月に数百円安くなっていました。

残り湯で洗濯する3つのメリット

【メリット①】水道代の節約になる

まず最大のメリットは、水道代の節約です。

洗濯機1回あたりに使う水はおよそ40~60L。

毎日1回洗濯する家庭なら、1か月で約1,500L〜1,800Lの水を消費することになります。

この「洗い」の工程をお風呂の残り湯に置き換えることで、水道水の使用量を抑えることができます。

ふりママ
ふりママ

我が家では1000L以上の節水をしていた計算になりますね。

水道料金換算で月に数百円程度の節約になる可能性も。

ふりパパ
ふりパパ

「少しでも安く済ませたい」という方には効果ありですね。

【メリット②】お湯だから洗浄力がアップ

お風呂の残り湯は、まだ温かい“ぬるま湯”です。

この温度が実は洗濯にはちょうどよく、洗剤の酵素が働きやすくなり、汚れ落ちが良くなります。(引用:Panasonic「温水スゴ落ち泡洗浄」

ふりパパ
ふりパパ

特に皮脂や油汚れなど、冷たい水では落ちにくい汚れには効果的です。

ただ、実際に子どもの食べこぼしなどは、別で手洗いすることが多いです。

【メリット③】環境にやさしいエコな習慣

もうひとつの利点は「使い終わった水をもう一度使う」というエコな視点

限られた水を無駄なく使う行動は、家庭単位でも持続可能な暮らしの第一歩といえます。

ふりママ
ふりママ

「子どもにエコな取り組みを見せる」という点で教育的にいいかもしれないですね。

残り湯で洗濯するデメリット3選

【デメリット①】ポンプの設置・管理が面倒

まず感じたのは、とにかく手間が多いということ。

残り湯を使うには、毎回ポンプを浴槽にセットして、洗濯が終わったら取り出して、乾かして…という作業が追加されます。

ふりママ
ふりママ

子どもができてから、そんな余裕はないんですよね。

ホース内部の水を抜かないとカビや臭いの原因になるため、使用後の管理も必須

“ほんの数百円の節約”のために、毎日この手間を繰り返すのは大変だと感じるようになりました。

【デメリット②】臭いや雑菌リスクがある

残り湯は、人の皮脂や石けんカスが混ざった水です。

見た目はきれいでも、入浴後時間が経つと雑菌が急増し、「臭いのもと」になることがあります。

夏場や梅雨時など、湿度が高い時期は特に要注意。

洗濯物に臭いが残ったり、生乾き臭が出やすくなるのはこの雑菌の影響です。

ふりママ
ふりママ

部屋干しの時は、やっぱり少し匂う…。

【デメリット③】洗濯機を汚す原因になることも

もう一つの見落としがちなデメリットが、洗濯機そのものへの影響です。

残り湯に含まれる微細な汚れや雑菌は、洗濯槽の裏側にこびりつきやすく、黒カビやヌメリの原因になります。

定期的に洗濯槽クリーナーを使ってメンテナンスする必要がありますが、それも手間と費用がかかります。

ふりママ
ふりママ

洗濯槽を掃除する余裕なんて、ほとんどありませんからね。

結論|我が家が残り湯洗濯をやめた3つの理由

【理由①】手間が多いのに水道代はあまり変わらなかった

一番の決め手は、「がんばっても水道代がほとんど変わらない」という現実でした。

我が家の水道代は上下水道込みで月3500~4,000円

ふりパパ
ふりパパ

そのうち洗濯に使う割合は一部です。

実際に残り湯を使っていた数ヶ月間、請求額に大きな変化はありませんでした。

毎日ポンプをセットして、ホースを管理して…とやることは増えたのに、節約額はせいぜい数百円程度

あまりコスパの良い取り組みとは言えないかもしれません。

【理由②】月に数百円の節約効果なら、他に優先すべきことがある

「節約」が目的なら、もっと効率的な方法が他にあります。

例えば、格安スマホへの乗り換えで月3,000円以上、電力会社の見直しで年間1万円以上の節約になるケースも。

ふりパパ
ふりパパ

保険の見直しやサブスクの整理など、固定費を見直すほうが効果は圧倒的です。

節約に関してこちら子育て家庭がラクになる節約術10選をご覧ください。

【理由③】結局「時間」のほうがもったいない

忙しい共働き家庭にとって、最も貴重なのは“時間”です。

月数百円のために、家事のタスクが増やすのは、かえって自分を追い詰めることになりかねません。

ふりパパ
ふりパパ

「時間を買う」という考えも大切です。

タスクは最小限、時短できるものをどんどん導入することがオススメ。

こちらの記事で時短サービスをまとめているので、合わせて読んでみてください。【本当に買うべきは時間?】共働き×子育てを救う時短サービス7選!

まとめ|節約は「効果」と「手間」のバランスで考える

お風呂の残り湯を洗濯に使うことで、たしかに多少の水道代は節約できます。

しかし実際にやってみて感じたのは、「手間の割に得られる効果が小さい」という現実。

共働きで子育て中の我が家にとっては、その“数百円”よりも“1日10分の余裕”の方が、よほど価値があると感じました。

もし今、残り湯洗濯を頑張っているけど「しんどいな」と感じている方がいれば、無理に続ける必要はないと思います。

自分や家族にとって、心地よい選択をしていきましょう。

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