【やめたら楽になる?】実際にSNSから離れて感じたメリット5選!

「なんとなくSNSを開いて、気づけば30分も経った…。」

「周囲の友達の生活の情報が入ってきて、気が休まらない。」

そんな経験、ありませんか?

ふりパパ
ふりパパ

とりあえずSNS開けるのが習慣になってるんだよねぇ。

ふりママ
ふりママ

特に寝る前なんかは意味もなくだらだら見てしまう…。

そこで、思い切ってSNSから距離を置いてみたところ、心も時間も、驚くほど軽くなりました。

この記事では、実際にSNSを“やめた・減らした”ことで感じた5つのメリットと、無理せず続けられる「SNS断ち」のコツを紹介します。

「SNSをやめたいけど、やめられない」――そんな方にこそ読んでほしい内容です。

※ここでいうSNSとは、本名などで使用しているプライベート用のアカウントのことです。

ふりパパ
ふりパパ

SNSが必須の仕事もあるからね!

SNSをやめたら得られるメリット5選

【メリット①】周囲と比べなくて済み、メンタルが安定する

SNSを見ていると、他人の投稿がどうしても「自分との比較」につながりがち。

例えばこんな時に落ち込みません?

SNSで自分と友達を比べるとき

・飲み会の様子
・高価な買い物をしている様子
・旅行など、遊びに行っている様子

ふりパパ
ふりパパ

それに比べて自分は……。ってなっちゃう。

ふりママ
ふりママ

でもなぜかついつい見ちゃうのよね。

しかし、いざやめてみると、全然情報が入ってこなくて気にならなくなりました!

「比べない時間」は想像以上に心地よく、子どもや家族との時間を純粋に楽しめるようになります。

【メリット②】ネットサーフィン時間が減って、時間が増える

SNSを毎日見てた頃は、あれこれ流れてくるのを見てたら、30分くらい経ってることも珍しくなかったです。

何気なくSNSを開く時間、1日30分でも1か月で約15時間

ふりパパ
ふりパパ

まぁまぁの時間を無駄にしてたかも…。

この時間を家事や睡眠、趣味に回すだけで、生活の満足度が上がります。

もちろん情報収集のためや仕事の発信として活用する場合は除きます。

【メリット③】フィルターバブルから抜け出せて、視野が広がる

ところで「フィルターバブル」って言葉を聞いたことありますか?

ふりパパ
ふりパパ

フィルターバブル…。ってなんだっけ?

ふりママ
ふりママ

自分と似た価値観や情報ばかりが流れてくるってことだよ!

知らず知らずの間に、フィルターバブルにどっぷり使って、のめり込んでいることもあるのではないでしょうか?

例えば、ふりパパが洗車にハマっていた時は、流れてくる洗車動画を見ては、あれこれ洗車ばかり調べる…なんてこともありました。

もちろん悪いことばかりではないですが、時間を無駄にしたり、偏った考えに陥ったりする可能性があることを知っておきましょう。

【メリット④】うっかり個人情報の流出を避けられる

子どもの写真や生活場所など、気づかぬうちに個人情報を発信していることも。

特に位置情報を入れたまま、写真をアップさせるなんてことはありませんか?

ふりパパ
ふりパパ

昔は気づかずに普通に写真をアップさせてたよ!

家族の個人情報を流出させてしまったり、仕事に影響が出てしまったりするリスクもあります。

ふりママ
ふりママ

やめた今では、そんなことを気にしなくていいのも楽だね!

【メリット⑤】いいねや返信に“常時待機”しなくて済む

通知が来るたびにスマホをチェックする癖、ありませんか?

SNSを減らすと、その「常に反応しなきゃ」ストレスがなくなります。

ふりパパ
ふりパパ

ちょっとしたタスクを減らすことにも繋がるね!

共働き×子育て中は、本当に家でも忙しい毎日です。

なんとなく続けているものがあるなら、一度じっくり見直して、時間を増やせられないか考えてみてください。

ちなみに他にも見直したい習慣をこちらの記事でまとめているので参考にしてください。

「やめたいのにやめられない」…その背景にある“刺激と心の反応”

「SNSをやめたい」と思っても、気づけばまた開いてしまう。

それは意志だけの問題ではなく、脳の働きと心理的なストレスが関係しています。

通知やいいねは脳の“報酬系”を刺激する

SNSの通知や「いいね」は、予測できないタイミングで訪れることが多いです。

この“不確定な刺激”が、脳の報酬系(ドーパミン回路)を刺激し、繰り返して見に行きたくなる反応を引き起こします。

日本心理学会の解説では、インターネットやゲームなどの過剰利用が報酬系に影響する可能性があると述べられています。

日本心理学会『ネットとゲームへの依存が脳に及ぼす影響』

ふりママ
ふりママ

確かに言われてみればそうかも。

「見落としたくない不安(情報見落とし)」とSNSストレス

「投稿を見逃すかも」「反応をチェックしておきたい」そんな不安を感じることはありませんか?

国内研究では、こうした情報見落とし不安がSNSストレスを高める要因になると指摘されています。

岡本卓也『SNSストレス尺度の作成とSNS利用動機の違いによるSNSストレス』(信州大学)

スキマ時間・手持ち無沙汰が“触るクセ”を強める

待ち時間、寝る前、授乳中などの“隙間時間”は、スマホに手を伸ばしがちな瞬間です。

ふりパパ
ふりパパ

気づいたら触っちゃってるんだ。

ふりママ
ふりママ

寝る前とかは特にね。

北海道大学の研究では、スマホがただ机に置いてあるだけで注意力が下がることが実験的に示されています。

北海道大学文学研究院 河原研究室『スマートフォンがあるだけで注意力が下がる?』

このように“時間が空くと触る”習慣ができやすい環境が、やめにくさを後押ししています。

SNSをやめるための3ステップ

SNSをやめたいと思っても、いきなり削除するのはハードルが高いですよね。

でも、実はアカウントを消さなくても「距離を取る」方法があります。

この画像のように、まずは3つのステップで“触りにくくする環境”を作るのがおすすめです。

ステップ①:本名アカウントをログアウト

まずは「仕事・知人・ママ友」などリアルなつながりが多いアカウントを一度ログアウト。

完全削除までは不要ですが、物理的にログインを外すだけでも習慣が途切れやすくなります。

  • 自動ログインをOFFにする
  • ブックマークやパスワード保存も一時削除
  • どうしても見たい場合はPCブラウザからのみ

ステップ②:ホーム画面にアプリを置かない

つい開いてしまうのは、スマホの一等地にSNSアイコンがあるから。

2階層以上フォルダの奥に移動、または検索しないと開けない状態にするだけで行動が激減します。

ふりパパ
ふりパパ

ふりパパもめんどくさくなって開かなくなったよ!

“ワンタップ”で開けない環境にすることがポイントです。

ステップ③:通知をすべてオフにする

通知は“ご褒美のベル”。

脳の報酬系を刺激して「もっと見たい」という反応を生む要因になります。

通知をオフにするだけでも、1日のSNSチェック回数は大きく減るという調査結果もあります。

やり方は簡単です。

  • iPhone:「設定」→「通知」→各SNS→“通知を許可”をOFF
  • Android:「設定」→「アプリ」→該当SNS→“通知を表示しない”を選択

これら3ステップは「完全にやめる」前の準備段階。

無理なく続けるためには、“やめる”ではなく“距離を置く”という考え方が効果的です。

子育て家庭のSNS事情(最新データで俯瞰)

ここまで「SNSをやめたらどう変わるか」を見てきましたが、

まずは今の子育て世代がどのくらいSNSに触れているのかを見てみましょう。

ちなみに、日本のネットユーザーのうち約79%がSNSを利用しています。

サービス名利用率(2024年度)
LINE74.7%
YouTube65.4%
X(旧Twitter)55.9%
Instagram54.5%
TikTok30.6%

出典:ICT総研「2024年度 SNS利用動向に関する調査」

ママ・パパ世代に多い使い方

電通ママラボの調査では、平日にSNSを使う人の割合が全体平均46.5%に対し、ママ層では59.2%と高め。

育児や家事の合間など、スキマ時間にSNSを開く人が多い傾向があります。

主な使いどころ
  • LINE:家族や友人、保護者同士の連絡に使うケースが多い。
  • Instagram:育児やレシピ、収納などのアイデア探しに利用。
  • YouTube:家事の合間や寝かしつけ後に、動画でリラックスや情報収集。

最近ではTikTokで時短レシピや整理整頓のコツをチェックする人も増えています。

「寝かしつけの後に少しだけ見る」──そんな短い利用スタイルが主流です。

「SNSをやめた」家庭も、少しずつ増えている

同じ調査では、SNSを使っていない人も約2割存在します(ICT総研 2024年度)。

ニュースアプリや自治体メール、公式LINEアカウントなどで必要な情報を得ており、SNSに依存しなくても十分生活できるケースも少なくありません。

ふりママ
ふりママ

本当に必要な情報は、別の形でちゃんと届くもんだね。

SNSをやめる=情報を遮断することではありません。

「どんな情報を、どこから受け取るか」を見直すだけで、気持ちにも時間にも余裕が生まれます。

まとめ:SNSを減らすと、思った以上に毎日が軽くなる

SNSを見ない時間が増えると、心も家事も少しだけラクになります。

空いた時間をどう使うかで、暮らしの満足度は変わります。

ふりパパ 
ふりパパ 

忙しい共働き家庭こそ、「やめる」と「取り入れる」を上手に使い分けたいね。

また、共働き×子育て中に自分の時間を増やすためのサービス活用もおすすめです。

こちらの記事で詳しくまとめているので、参考にしてください。

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