
共働きで子育てしていると、毎日が時間との戦い。
「もう無理…」
「なんでこんなに余裕がないの?」
と思うことはありませんか?
特に実家が遠いと、頼れる人もおらず、限界を感じやすくなります。
我が家もそうでした。朝から晩まで働いて、家事・育児に追われ、自分の時間も夫婦の時間もなかなか取れない。
しかし、できることなら家事・育児・仕事のどれも諦めたくはない!
そう思って何の対策もせずにがむしゃらに数年間を過ごしていましたが、結果は悲惨なものに…。
・子どもは妻に懐いて、自分のことは嫌がるようになる
・妻の負担が増え、家事が回らないようになる
・残業する時間はないのに仕事が増え、ミスが増える

心身ともに限界を迎え始めました。
そうしてやっと気づいたことは、「全部100点は取れない」ということです。
この記事では私と同じように失敗して、家庭や仕事を失敗しないために具体的な対策を3つお伝えします。
早めに行動することで、この忙しい時期も楽しく乗り切るようにしてください!
共働き子育てに余裕がない現実

平日のタイムスケジュール
共働きで小さな子どもを育てていると、平日はほとんど余裕がありません。
我が家の平日スケジュールは以下のような感じです。
時間 | やること |
---|---|
5:30 | 起床・自分の準備・子どもの朝ごはん作り |
6:00 | 子どもを起こす・通勤 |
6:30~17:00 | 仕事 |
17:15 | 保育園お迎え・帰宅 |
18:00 | 夕食準備・子どもの相手 |
18:30 | 夕食 |
19:00 | お風呂 |
19:30 | 寝かしつけ |
20:30 | 洗濯・洗い物の片付け・仕事の残りなど |
22:00以降 | 就寝 |
このように、子どもが寝た後にやっと自分の時間ができても、疲れて何もできないことが多いです。

私はここに保育園の準備や子ども用のご飯の下準備など、まだまだあります。

残業できないので、朝早く起きるしかなかったんですよね。
休日も休めない育児の現実
平日の疲れを癒すはずの休日も、共働き子育て家庭では“休息日”になりません。
むしろ、平日できなかった家事や用事が一気に押し寄せてきて、心身ともに休まらないのが現実です。
休日の一例をあげると:
- たまった洗濯物を回して干す
- 子どもの相手をしながら掃除・買い出し
- 保育園の持ち物チェックや名前付け
- 冷凍ストックづくりや作り置き
- 子どもを連れて公園やスーパー

子どもが産まれる前と後では、休日の気分も180度違って感じますね。
夫婦の時間がほとんど取れない
共働き子育てをしていると、夫婦でゆっくり話す時間が本当に減ります。
子どもを寝かしつけた後は、片付けや仕事の残りでバタバタ。
実家が遠い共働き家庭の悩み

子どもが体調不良でも頼れない
共働き家庭にとって、子どもの急な発熱は最大のピンチです。
保育園から「お熱があります」と電話がかかってきた瞬間、仕事を中断し、お迎えに向かう必要があります。
もし実家が近ければ、祖父母に頼るという選択肢もありますが、実家が遠い場合はそれができません。

幸いにも我が家は実家が近いので、よく助けてもらいました。
特に子どもがインフルエンザやアデノウイルスなど、長期で休まなければいけない時は、1週間保育所に預けられない場合が多いです。
休日も預け先がなくリフレッシュできない
共働きで実家が遠い家庭は、休日も子どもを預ける場所がなく、心と体を休める時間がほとんどありません。
夫婦どちらかがひとりで出かけるとなると、もう一方がワンオペ育児になるため、気軽に外出すら難しいのが現実です。

私も土日の趣味は諦めました。
気を抜く時間がない毎日に、無意識のうちにストレスが蓄積されていくのは当然のこと。
「誰か1日だけでも代わってくれたら…」と心から願ってしまいます。
共働きが限界に感じたときの対処法3選
時短サービスや仕組みを取り入れる
共働き子育て世帯にとっては「もの」よりも「時間」が一番貴重です。
対処法3選と言っても、もはや時短のサービスや仕組みを取り入れることが唯一の方法と言っても過言ではありません。

実際に我が家でも途中から思い切って時短サービスを取り入れることで、生活に余裕が生まれました。
共働きにおすすめの時短法にはこのようなものがあります。
- 家事代行:掃除や洗濯の負担を大きく軽減
- 宅配食サービス:買い物の時間や調理、洗い物がゼロに
- おもちゃサブスク:知育+片付けが楽になる
- ふるさと納税でまとめ買い:お米や日用品をストックして買い物を減らす
「お金を払ってでも時間を買う」ことに最初は抵抗があるかもしれませんが、実際に使ってみると、その価値がよくわかります。
時短に関してはこちらの記事で詳細をまとめているので参考にしてみてください。
時間の余裕ができると、イライラも減り、子どもとの関わり方も変わってきます。
家計の固定費を見直す
「共働きに限界を感じたら、なんで固定費削減なの?」
と、感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、結局お金があれば、時間を買う方法はたくさんあります。

時短のサービスを導入するにも、お金に余裕がないとできないですもんね。
共働き世帯は正しく、資産形成すればそこまでお金に困ることは考えにくいです。
実際私も、結婚してからの方が、はるかに生活費は安いからです。
理由は次のことに取り組んだからです。
- 家賃の安いところに引越し
- 電力会社の乗り換え
- 夫婦ともに格安SIM
- 不要な保険の解約
- ネット銀行をメインバンクに
- 生活用品をふるさと納税で用意
- 不要なサブスクの解約
これらは、「ケチケチ節約する」のではなく、一度仕組みを作ってしまえば、ずっと効果を得続けることができます。

独身の頃より5万円は安く収まっていると思います。

夫婦一緒に取り組めば効果は2倍ですからね。
浮いたお金で、時短サービスを取り入れることが、一番生活を変える近道です!
具体的な節約法を知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
子育て家庭がラクになる節約術10選
少額からインデックス投資を始める
家計を見直して少しでも余剰資金ができたら、次におすすめしたいのがインデックス投資です。

なぜいきなり投資の話が出てきた!?
と、不安になるかもしれません。
しかし、資産運用なしで、時間にゆとりあのある人生を送ることはできません。

我が家は毎月20万円をインデック投資すると決めています。
私たちが参考にしているのは、みなさんもよくご存知、リベラルアーツ大学さんです。
お金の大抵のことはここで勉強できます。
例えば資産運用に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。【超重要】資産運用を始めると実感する「2つの真実」を解説
資産運用の一番いいとことは、「いつかこれで生活を楽にできる」と思えることです!

「いつまで続くの…。」から「今だけ!」と思えるだけで全然違いますよ!
時間の余裕で変わった生活習慣

夫婦で一緒に寝かしつけができるように
以前はどちらかが片付け、もう一方が寝かしつけと、分担で精一杯でした。
時短の工夫で少し余裕ができると、夫婦で「子どもが寝るまで寝室でゴロゴロお話する」が習慣になりました。

平日に子ども関わりながら、癒しももらえる最高の時間ですね。
寝る前の自由時間ができた
30分〜1時間の余白ができたことで、ドラマを観たり、夫婦でゆっくり話す時間が生まれました。
「自分の時間がある」と感じられるだけで、心に大きなゆとりが生まれます。

コーヒーを飲みながら好きなテレビを見れるって幸せです。
朝子どもと一緒に気持ちよく起きられる
子どもを起こさないように、静かにお弁当作り…。
しなくて大丈夫になれば、かなりストレスは減ります!

朝から全力疾走することがなくなりましたね!
共働きの子育て期間は長期戦です。
持続可能な生活を送れるように、しっかり行動していきましょう。
共働き家庭のリアルなお金事情

固定費を管理すれば、時短サービスぐらいは導入できる
「共働き=お金に余裕がある」というイメージを持たれることもありますが、実際はそうでもありません。
それは固定費の管理をしっかりしている場合です。
使っていないサブスクや不要な保険を不必要に契約していれば、お金はどんどん無くなります。
逆に固定費をしっかり管理していれば、例えば、宅配食サービスを導入できるくらいの余裕は生まれてくるはずです。
少し贅沢を諦めることでゆとりある生活を手にいれる。
さらにゆとりある生活を望むなら、諦める贅沢を決断することも重要です。

ちなみに私は次のような贅沢を諦めました。
- 好きな時に好きなだけ飲みに行く
- 自分の趣味(洗車)にお金をかけること
- ブランドの服や装飾品

それで本当に毎日楽しいの?
確かに、独身時代に比べて贅沢な生活を送ることは無くなりましたが、そもそも今では贅沢な生活よりも、ゆとりある毎日の方が価値が高いです。
「何にお金を使うか?」改めて見直すと自分の人生を見直すいいきっかけになるかもしれません。
小さいうちは子育て費用が意外とかからない
「子どもができたらお金がかかる」とよく言われますが、実は0〜2歳の間は、思ったよりも出費が少ない時期でもあります。
なぜなら、以下のような理由があるからです。
- 医療費助成で、病院代はほぼ無料(自治体による)
- 児童手当がもらえる
- 保育料も所得によってはかなり軽減される
- 自分の趣味などにかけるお金が少なくなる
特に乳児期は、食費も大人ほどかからず、おでかけも少ないため娯楽費も控えめ。
もちろん教育費や習いごとが始まると増えていきますが、「今はそれほどお金がかからない時期なんだ」と知っておくだけでも、安心感が違います。
まとめ
共働きで子育てをする毎日は、本当に「無理ゲー」と感じる瞬間の連続です。
平日も休日も気が抜けず、実家の助けも得られないなかで、心と体の限界を感じることもあるでしょう。
でも、「全部完璧にやらなきゃ」と抱え込まず、
- お金の使い方を見直す
- 時短サービスを活用する
- 自分たちなりの工夫で時間を生み出す
ことで、少しずつ生活が整い、心にも余裕が戻ってきます。
我が家も、すぐにすべてが改善されたわけではありませんが、少しの変化の積み重ねで「無理ゲー」が「なんとかなるゲーム」になってきました。
このブログが、同じように悩むあなたの一歩になればうれしいです。
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